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ピッキング道具の所持は違法?解錠が必要なときは鍵屋に相談を!

「家に帰ってきたけど、鍵がない……」というときに、鍵を開ける道具があればいいのにと考える方もいることでしょう。実際、鍵を開けるピッキング道具があれば、業者を呼ばなくてもトラブルを解決できるかもしれません。

しかし、自分の家の鍵を開けることができてしまうということは、同じように他人の家の鍵でも開けることができる、ということでもあります。今回はピッキング道具に関する法律や、違法にピッキングをおこなう不審者に対する予防法などをご紹介いたします。

ピッキング道具は持っているだけで罪に!?

ピッキング道具はたしかに鍵のトラブルの際に役立つものです。しかし、だからといって自分で所持していると、罪に問われてしまうかもしれません。ここではピッキング道具に関する法律について解説していきます。

ピッキング道具の所持は法律で禁止されている

ピッキング道具の所持は法律で禁止されている

2003年、警察が主体となって基準を定めた「特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律」が制定されました。通称「ピッキング禁止法」と呼ばれるこの法律では、鍵を開ける道具についての所持制限を明確に定めています。鍵屋がピッキングに使う専用の道具はもちろん、鍵を開けるのに利用できうる一般的な工具に関しても、この法律によって所持が制限されるようになりました。

鍵屋の業務をおこなっている人間以外が、正当な理由なしにこの法律に抵触する道具を持っていると、「1年以下の懲役」もしくは「50万円以下の罰金」を科せられてしまいます。ピッキング禁止法では「特殊開錠用具」と「一般開錠用具」にわけて規制する道具を定めています。それぞれどのようなものが当てはまるのか、以下で見ていきましょう。

特殊解錠用具

「特殊開錠用具」には、破壊用シリンダー回しやサムターン回しなど、ピッキングをおこなうために作られた専用の用具が分類されます。これらは正当な理由がない所持のほか、販売、授与することも基本的に禁止されています。複雑な機構をもつ用具のほか、針金状のシンプルなピッキング用具も、この特殊開錠用具に分類されます。

指定侵入工具

一部の工具のなかには、鍵を開けるための工具ではないものの、屋内への侵入に利用できてしまう工具も存在します。ピッキング禁止法ではそれらの工具も、正当な理由や業務がない状態で所持することを禁止しています。この指定侵入工具には、おもに以下のような道具が当てはまります。

  • 幅0.5センチ以上、全体の長さ15センチ以上のマイナスドライバー
  • 長さが24センチ以上で、作用するいずれかの幅が2センチ以上のバール
  • 直径1センチ以上の刃が付属するドリル(電動、手動問わず)

いずれも不正侵入をおこなう目的がなかったとしても、犯罪の未然防止として携帯が規制されている道具です。実際にこれらを所持しており、不正侵入をおこなう疑いがあるとして逮捕されている方もいます。不要な工具類は極力持ち歩かないほうがよいでしょう。

このように、持っているだけで罪に問われてしまうため、鍵が開かないからといって一般人がピッキング道具を購入して開錠するということはできません。鍵が開かないときには業者を頼るようにしましょう。

自分の鍵であってもピッキング前に業者に相談を

ピッキング道具の所持を禁止するピッキング禁止法は、空き巣などの不法侵入の対策を目的とした法律です。それなら自分の家の鍵を開錠するためのピッキングであれば問題ないようにも見えてしまいますが、決してそうではありません。

ピッキング道具はプロだからこそ使うことが許されているものであり、一般人が道具を使ってピッキングをするのはどんな場合でも許されない行為です。しかし、業者が自分の家の鍵に対してどのような道具を使うものなのかは、知っておいてもよいかもしれません。

「プロだから使える」ピッキング道具

「プロだから使える」ピッキング道具

一口に鍵といっても、さまざまな構造の鍵が使われているものです。業者は鍵の機構や状態に応じた道具を用いて、鍵開けをおこないます。シンプルな鍵の場合、業者は鍵の形状に応じた種類のピックを使用して、開錠をおこないます。

また、ピックとともに使用されることが多いのが、シリンダーの内部や回転部分に力を加えて解錠をおこなう、テンションと呼ばれる道具です。また、金庫などのダイヤル式の鍵を開ける際は、自動でダイヤルを回して正解のパターンを見つけ出す、オートダイヤラーという道具を用いることもあるようです。

基本的には、鍵の内部に力を加えて鍵を開ける仕組みのものが多いですが、これらは鍵開けの技術をもったプロだからこそ使いこなせるものです。たとえ鍵開けに使えそうな道具を持っていたとしても、安易にピッキングをおこなうべきではありません。

無理やり開けようとすると錠が壊れることも

鍵はひとつひとつが微妙に違う構造をもつ、複雑なものです。とくに最近の鍵は防犯のために、以前よりもさらに複雑な機構をもった鍵も増えてきています。複雑な機構ゆえ、鍵穴に少しゴミが入ってしまっただけで不具合を起こしてしまうこともあります。そこへむやみに力を加えてしまうと、内部の部品が壊れてしまうこともあるでしょう。

鍵を壊して交換が必要になってしまったら、普通に鍵を開けてもらうよりも、手間や費用がはるかに大きくなってしまいます。無意味な故障を防ぐためにも、自分でピッキングなどはせず、業者に解錠を依頼するようにしましょう。

解錠を依頼するときには身分証明書を用意しておこう

業者に解錠を依頼する際、必ず身分証明書の提出を求められるはずです。解錠の技術や手段は、悪用しようとすればすぐにできてしまうものです。もしかしたら、依頼人は業者を使って他人の家の解錠を依頼しようとしている、なんてこともあるかもしれません。

もしそれで鍵を開けてしまえば、業者は意図せず不法侵入に加担してしまったことになってしまいます。そういった事態を防ぐために、業者は鍵開けの際に必ず、依頼者が本当にその家の住民なのかを身分証で照らし合わせて確認するのです。

弊社から派遣する鍵開け業者が作業をおこなう際も、お客様には必ず身分証の提示をお願いしております。もしお引越し直後で身分証が更新できていない場合などは、公共料金の領収書などでも住所の確認が可能です。鍵のことでお困りの際には、まず一度コールセンターまでお電話いただき、身分証をご用意して業者の到着をお待ちください。

空き巣の手段とそれへの対策

ピッキングや鍵開けの技術は、正しく用いれば困っている人の役に立つものです。しかし、残念ながらなかには、空き巣などの犯罪行為をおこなうためにピッキングをする方もいます。ここでは空き巣が侵入のために用いる手段や、それに対しての対策をご紹介いたします。

空き巣が取る手段

空き巣が取る手段

鍵穴に工具を入れて鍵を開けるピッキングというと、鍵屋さんの技術というよりも、空き巣が使う手段として思い浮かべる方も多いかもしれません。そのように不名誉なイメージが定着してしまうくらい、空き巣のピッキングによる被害というのは多いものでした。

メーカーもこれを黙って見ていたわけではなく、ディンプルキーなど従来よりも複雑な鍵を作成するようになり、次第にそれが主流として用いられるようになりました。これによりピッキングによる被害は激減していますが、逆にいえば開けやすい機構の鍵を使っている場合は、空き巣に狙われやすいということです。

とくに、以前多く普及していた「ディスクシリンダー錠」を用いている場合は、簡単にピッキングされてしまうため、強く警戒しておくべきでしょう。また、空き巣はほかにも解錠の手段をもっています。それが、サムターン回しと呼ばれる方法です。

サムターンとは、私たちが普段内側から鍵の開け閉めをおこなうつまみのことを指します。このサムターンを郵便受けなどのすき間から、道具や手を入れて回して解錠してしまうことを、サムターン回しと呼んでいるのです。

ときにはドリルなどで、ドアに無理やりサムターンを回すための穴を空けてしまう空き巣もいるようです。こんなことをされてしまえば、いくら頑丈な鍵を使ったところでも意味がなくなってしまいます。これらの手段を用いる空き巣に対しては、いったいどのような対策をしていけばよいのでしょうか。以下でその対策についてご紹介いたします。

ピッキング対策リスト

空き巣のピッキング、鍵開けの対策をするにはいくつかの手段があります。まずは近年の防犯の基本ともいわれる、ワンドアツーロックにすることです。最近はひとつのドアに初めからふたつの鍵が付けられていることも多いほか、補助鍵を取り付けてツーロックにすることもできます。

これによって単純に開けられにくくなるだけでなく、ピッキングの手間が増えるのは見て分かるため、狙われること自体が少なくなるでしょう。また、防犯カメラや防犯ステッカーを付けておくのも、非常に効果的とされています。防犯カメラは実機ではなくダミーを取り付けておくだけでも、空き巣が警戒するため狙われにくくなります。

警戒の意味で「ピッキング強化ドア」「センサー設置中」といったようなステッカーを貼っておくだけでも、侵入の意欲をそがれる空き巣は案外多いようです。人が近づくと光る人感センサー付きのライトや、侵入者に対して作動するアラームを仕掛けておくのも非常に効果的です。ですが、なかにはこれでも臆せずに犯行をおこなう空き巣もいるでしょう。

そんな空き巣が実際に犯行をおこなっても、鍵開けできないような仕組みも必要です。一見どうしようもないように見えるサムターン回しは、サムターンにカバーをかけておくだけでも効果的に犯行を妨害することができます。また、ドアと壁のすき間からこじ開けてくる場合もあるため、ドアガードプレートですき間を埋めておくのもよいでしょう。

ピッキングに関してもカードキーや暗証番号キーなど、ピッキングされにくい、もしくはそもそもピッキングできないような鍵に交換しておくとよいかもしれません。弊社では鍵の交換や各種防犯対策のご相談も承っております。ご要望いただければお近くの業者をお見積りにうかがわせることもできますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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