鍵を自分で交換するときの方法と注意点

鍵は私たちの大切な住宅を守ってくれる「要」とも呼べる存在です。今や、誰でも気軽に鍵交換やメンテナンスができるようになりました。例えば、ピッキングの恐れがある玄関も自分でホームセンターに足を運んだり通信販売などで取付け製品を購入したりして、防犯性の高い鍵に交換する事ができます。また、窓のサッシも自分で錆びついて閉まらなくなった鍵を交換する事ができます。自分でできる鍵交換や取付け、メンテナンス方法についてご紹介していきましょう。

ご自宅でできるお手軽な鍵のメンテナンス方法

普段使用されている鍵の調子が悪くなってしまった場合、皆様はどうされますか?鍵の交換を考える方も大勢いらっしゃると思いますが、鍵をメンテナンスする事で改善されるケースもあることをご存知でしょうか。まずは、自宅でできる鍵のメンテナンス方法について、ご紹介していきます。

長年ドアなどの鍵穴に鍵を指し続けると、段々と鍵の出し入れがスムーズにできなくなる事があります。このような場合は、以下の鍵のメンテナンス方法を試してみましょう。

鍵のメンテナンス方法

  • 掃除機のパイプ部分を外し、鍵穴に押し込んで左右に動かして鍵穴の中のホコリやゴミを吸い出す。
  • 潤滑剤を鍵穴にスプレーして、鍵の滑りを良くする。
  • 古い歯ブラシ等を利用して鍵の汚れを取り除く。
  • 鍵の切り込み部分を鉛筆で強めに黒くなぞって、数回鍵穴に抜き差しして滑りを良くする。

メンテナンスしても調子が悪い…
問題はないけれどより防犯性が高い鍵に交換したい

自分で施工すれば愛着も湧きます!

自分で鍵のメンテナンスをしてはみたものの、それでもまだ調子が悪いという場合はございませんか?または、鍵の状態を問わずにまずは鍵交換をしたいと希望される方もいらっしゃるでしょう。通信販売鍵や接着材などの材料や、工具があれば、自分でも鍵交換する事が可能です。主流となっているシリンダー錠を自分で交換する方法をお伝えしていきます。

鍵の交換手順

  • 鍵の寸法を測る

    ・フロント板の縦、幅の長さ、ビズのピッチ、丸座部分の直径、バックセットなどの寸法を測っていきます。
    ※賃貸物件で自分で鍵交換する際には、オーナー様に許可を取ってから作業をしましょう。

  • 新しい鍵準備

    ・ショップ、通信販売鍵などを利用して、自分の好きな鍵を選ぶ。

    ・鍵のケースを交換する事で、模様替えにもなります。
    ※鍵穴とドアノブが一体になっている場合にはドアノブ交換する必要があります。

  • 既存の鍵を外す

    ・プラスドライバーや先の細かいマイナスドライバーを使いながら、フロントのネジを外します。

    ・シリンダーを固定しているピンがありますのでペンチを使って抜きます。そうするとシリンダーが外れます。

  • 新しい鍵を取り付ける

    ・鍵を外した時と逆の手順で、新しい鍵を取付けます。

    ・新しい鍵を取り付ける際には、取付け商品に付いている説明書を参考にして、使い方をよく読んで製作してください。

安くて簡単にできる鍵交換に潜む落とし穴 ~失敗例や注意点~

鍵交換や取付けなどは必要な道具さえあれば、自分でも比較的簡単に施工できます。自分で鍵交換する事によってお値打ちに作る事ができますし、「自分で作った」と言う愛着が湧くでしょう。
しかし、間違った方法で行ってしまうと失敗する事もあります。せっかく鍵交換したのに鍵のサイズが合わなかったり、鍵交換する前よりも使い勝手が悪くなったりしては困ってしまいます。次は、自分で鍵交換を行った際の失敗例や、注意点についてご紹介していきます。

失敗例
玄関ドアのDIY
  • ・寸法を間違えてしまうと、最悪の場合ドアが閉まらなくなってしまうので注意してください。
  • ・交換する際にビスやネジなどの細かい部品を紛失しないように注意する必要があります。
  • ・ドアクローザーがある場合、安全のためにプラスドライバーなどを使ってドアを開け閉めする速度を調整してください。
ドアノブのDIY
  • ・必ず寸法の合ったものを選ぶように注意してください。
  • ・鍵交換の際にプラスドライバーを使用しますが、無理して取外しや取付けを行うと、鍵以外の部分が破損してしまう恐れがあります。
引違戸や引き戸のDIY
  • ・引き戸の扉を閉めた後に鍵穴の場所を調整しますが、室内側と鍵側のプレートが重なり、しっかりと鍵が閉まる位置を見つけてからネジで固定するように注意してください。
  • ・鍵の高さが合っていないと、鍵が閉まらなくなってしまいます。必ず付ける際に鍵穴の高さを調節してください。
  • ・扉の厚さが足りない場合は、スペーサーを取付けてください。厚さが足りないと、鍵の開閉がスムーズにできなくなってしまいます。
サッシのDIY
  • ・ビスの締め付けが緩いと、鍵がグラグラしてしまいその状態で鍵を掛けると元に戻らなくなってしまう恐れがあるので注意してください。
シャッターのDIY
  • ・寸法やネジの締め付けが悪いと、シャッターが開かなくなってしまいます。例えば、ガレージのシャッターであれば車を出す事ができなくなってしまいますし、店舗のシャッターならばお店を開店させるのができなくなってしまいます。

失敗せずに交換したい…

鍵交換は自分でも簡単にできるとご説明しましたが、方法を間違えてしまうと失敗してしまい、最悪な場合は玄関ドアやシャッターなどが開けられない状態になってしまいます。そうするとやり直すために時間と労力を使うばかりか、家のDIYをして鍵交換を安く抑えようと思っていたのにもかかわらず余計に費用がかさんでしまう恐れがあります。
また、鍵交換を失敗したからと言って、取付けた商品は返品する事ができません。
業者に鍵交換を依頼する事によって、取り付け作業内容料がかかりますが失敗せずに済みます。そのため、自分でしっかり取り付けることができる自信がなければ、鍵交換は業者に相談される事をおすすめします。

これまでご紹介してきた方法を利用して自分で鍵交換や取付けをする事はできますが、自分が思い描いていた完成イメージと違ってしまったり、失敗してしまうと無駄な費用がかかったりする恐れがあります。しかし、ノウハウがある業者に依頼すれば、見栄えの良い綺麗な仕上がりになりますし、錠前のセット交換費用を提示してもらう事で結果的に費用を抑える事ができる場合があります。さらに、鍵を長持ちさせるためのメンテナンス方法や応急処置方法にも詳しいので、様々なアドバイスを聞いて今後に活かす事もできます。鍵交換をする際には、自分で交換するのも手ですが玄関の引き戸のDIYなどの家のDIYは、作業する人によって仕上がりが異なるため、必ずしも思い通りに仕上がるとは限りません。綺麗に確実に鍵交換したいのならば、業者を利用してみてはいかがでしょうか。

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